TSC Concrete Repair Method
コンクリート劣化防止と剥落防止を中心とした補強・補修工法
1.TSC水路補修工法
TSC水路補修工法は、アラミド短繊維を混入した特殊ポリマーモルタルと浸透性劣化防止材、及びアラミド三軸メッシュシートの組み合わせによって得られる特性を生かし、補強日補修する工法です。既存の水路を取り壊すことなく、表面劣化や中性化の進んだ用水路を補修し、機能の維持延命を計るとともにコンクリート水路の寿命を向上させます。
2.TSC表面補強・補修工法
劣化防止と剥落防止機能を兼ね備えた表面補強工法です。構造的には問題がなく、表面劣化や中性化が進行し、一部鉄筋などの爆裂が起こっている水路を補強致します。水路の劣化が軽微な場合、劣化の進行を抑制し、表面保護を行う工法です。外観形状を修復し、美観を向上させます。
- 下地処理 TSブラス
- 劣化防止 TSシーラー
- 素地調整 TSポリマーアラミド
- シート補強 アラミド三軸メッシュ
- 表面保護 TSシーラー
3.TSC土圧対策補強工法
TSバットレスによる構造補強。構造物(水路)に発生する土圧による破壊等を抑制するために用いる補強工法です。※2011年5月20日特許第4747014号取得(株式会社シクソン)。既存の水路は、経年変化により、壁下部及び底盤部のコンクリート強度が初期強度の60~70%程度にまで低下している状態が多く見られます(株式会社シクソン調べ)。TSC土圧対策補強工法は、このような強度の低下した水路を取り壊すことなく補強致します。
従来工法と新工法|概略図
水路内にTSバットレスを取り付ける事により、従来の土圧対策補強で考えられる諸問題をクリアし、土圧対策補強することを可能にしました。
- 設置箇所が水路内のため、人が歩く危険性がない。
- 臥梁などが必要なく現場での作業は単純なため工期の短縮が図れる。
- 施工は水路内で行えるため仮設道路等の設置の必要がない。
- 工場生産のため、品質が安定している。
- 通水断面の減少を最小限に抑える事ができる。
4.導水路トンネル補修・補強工法
5.コンクリート構造物補修工法
本工法は、コンクリート劣化防止と剥落防止を中心とした補強・補修工法で、構造的に問題のない表面劣化の進行しているコンクリート構造物をスクラップすることなく補強・補修できる工法です。