NIYUグループ女性社員による安全パトロール隊 報告書(第36回)

報告書

  1. 今回のチェックポイント:「現場の工夫」は出来ていますか?
  2. メンバー:二友組2名、縁エキスパート2名
  3. 点検日:令和3年9月7日(火)
  4. 総評:今回は「現場の工夫」への取り組みをチェックすることにしました。パトロールをした三つの現場からそれぞれ以下を学ぶことができました。一つ目の現場では住宅に近接した現場における住民への対応について。二つ目の現場では一手間かけて作業効率と安全の両方を確保するについて。三つ目の現場では、現場を奇麗に見せる工夫と接近住宅への配慮について。また、引き続いてコロナ禍の中での作業となります。消毒・マスク着用等にも心がけ体調管理に気を付けて作業して頂きたいと思います。

現場:北区川中町付近下水道改築工事

名古屋市上下水道局

工事:下水道工事。内径700mm管改築工・内径700~300mm管布設工・マンホール工・取付管工等

担当部署:管路部

担当社員:本橋 卓典

【本日の作業】

φ700布設 ヒューム管 入替工事。作業員数:職員1名、作業員7名、ガードマン4名

【コメント】

現場は住宅地にあり架空線は重機に接触するほど低く、生活道路の幅も狭くて通行止めでの作業です。大型重機は腕をできるだけ畳み、庇や塀に接触しないよう旋回していました。重機専属の誘導員の方は重機が架空線と接触しないように、また歩行者・自転車の方々への声掛け誘導をして見えました。工事担当の方は住民とのトラブルのないよう優しく親切に対応するよう、作業員全員に毎日求めているとのことでした。さらに、地元対応の一環として女性ガードマンを多く採用しているとのことでした。色々住民の皆様へ心配りをしながら作業を進めてみえることがよく分かりました。

現場:北区上飯田西町2丁目地内300粍配水管布設工事

名古屋市上下水道局

工事:配水管布設工事。内径50~300mm管布設工(開削工法)・内径40~300mm管撤去工等

担当部署:管路部

担当社員:水口 雅之

【本日の作業】

仮配撤去工。作業員数:職員1名、作業員6名、ガードマン3名

【コメント】

歩道にガードパイプが設置された箇所は狭くて、重機の幅を確保できないので重機の選定に悩んだそうです。そこで一旦ガードバイプを撤去し作業スペースを確保して作業を進めることにしました。ガードパイプを撤去したことにより、十分なスペースをとり効率よく管が敷設でき、ガードパイプを損傷させることもありませんでした。現場の状況により一手間かけることにより、作業効率と安全の両方を確保することができ的確な判断だと思いました。ダンプの出入した後でバリケードを戻さない箇所がありましたので、速やかに元に戻すようにして下さい。

現場:市道岩井下前津町線歩道整備工事、舗装道補修工事(中-4)、側溝等改良工事(中-5)及び掘削跡復旧工事(中2)

名古屋市緑政土木局

工事:舗装工事。工事延長286m・歩道延長271m 幅員2.5m(8.0m)構造・街渠工248m等

担当部署:土木部

担当社員:中里 利成

【本日の作業】

L型ブロック据付工。作業員数:職員2名、作業員4名、ガードマン2名

【コメント】

バリケードやカラーコーンを置く場所に白線が引いてありました。最初に整列させて並べる時や移動後元に戻す時に目安となりますし、真っすぐ並んでいると気持ちの良いものです。L型ブロックを取り外す際、室外機が外に置いてある箇所では、室外機に影響が出ないように、先にブロック補修を行っていました。住宅に接近した現場ではこのような細やかな配慮がいるのだと思いました。バリケードとカラコーンで囲った中に、重機とダンプを奇麗に並べており、しっかりとした管理ができていると思いました。